バイクを邪魔だと感じる車のドライバーの心理とは? | 真面目に遊んで生きてくレシピ

バイクを邪魔だと感じる車のドライバーの心理とは?

ガラスを打ち破る拳 テキスト「バイクを邪魔だと感じる車のドライバーの心理とは?」

「バイクって邪魔じゃない!?」

こう感じる車のドライバー、結構いるみたいですね。

実際、僕もこれまで邪魔だと感じたことがありますが、バイク乗りからすると車の方が邪魔だよって意見もあるようなのです。

同じ道路を走るもの同士として、このままではあまり良くありませんよね。

そこで今回は、車のドライバーがバイクを邪魔だと感じる理由をまとめてみたいと思います。

現在、僕は車と250ccのバイクと原付を所有しており、それぞれの目線から客観的に意見をまとめた記事となるので、普段車を乗るドライバーも、普段バイクを乗るライダーも、ぜひこの記事を読んで、改めてそれぞれの立場を考えてみてください。

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もくじ

車のドライバーが邪魔だと感じるバイクとは

ではまず、車のドライバーが邪魔だと感じるバイクとはなにか?を考察します。

原動機付自転車

原動機付自転車、通称「原付・原チャリ」。

排気量50㏄以下のスクータータイプのものや、郵便局員などが乗るカブが代表的ですね。

普通自動車の免許さえ持っていればもれなく乗ることができるバイクなので、日本では馴染みの深い2輪車ですが、その1番の特徴は、最高速度が時速30kmに制限されていることです。

一般道の法定速度は60km、その同じ車道というエリアを原付は30kmで走るわけですから、邪魔以外の何ものでもないですよね。

そもそもなんでこんな法律があるんだよと嘆きたくもなりますが、決まりごとなので仕方がありません。

気がつけば平成ももうすぐ終わるんですし、そろそろなんとかなりませんか警察庁さん。

原付以外のバイク

排気量50㏄以上の2輪車の法定速度は時速60km、つまり車と同じです。

原付以外のバイクが邪魔になる理由は制限速度ではないようですね。

車のドライバーがバイクを邪魔だと感じる理由

では、ここからいよいよ今回の本題となる、車のドライバーがバイクを邪魔だと感じる理由をまとめていきましょう。

※以降の「バイク」は50cc以上の二輪車のことです。

50㏄以上のバイクに対する知識不足

1つめは、車のドライバーの知識不足です。

おそらく、車のドライバーがバイクを邪魔だと感じる1番の理由は、50㏄以上のバイクは制限速度が車と同じ時速60kmであることを知らないからではないでしょうか。

実体験も含め、解説していきます。

バイク=原付=30km制限という勘違い

バイクに対する知識が皆無の車のドライバーが勘違いしてしまっている制限速度についてです。

自動二輪の免許所持者からすれば、「法定速度が30kmなのは原付だけ」という法律は当たり前の常識ですが、車の免許しか持っていないドライバーにはこういった思い込みがあります。

  • 目の前にバイクがいる
  • バイクと言えば原付
  • 原付=時速30km制限
  • 邪魔だから追い抜こう

アメリカンだろうがネイキッドだろうがSSだろうが「バイクはすべて30km制限」という、バイク乗りからするととんでもない考えを持っていることです。

Yahoo知恵袋でこんな質問を見かけました。

バイクは何故マナーが悪いのですか?

バイパスで私の前をバイクが走ってたんですが凄く邪魔だった。
クルマの流れと同じスピードで走っていてしかもそのバイクの前に車がいて抜かせない。
(真ん中を走っていて違反です)
バイクが左に寄れば抜かせるのでパッシングとアクセルを踏み、退かそうとしました。
でもバイクは無視。ホーンを連打してもバイクは無視。押しっぱなしでしばらく追いかけてもバイクは左に寄らない。
信号で止まったときにバイクの男が降りてきて逆ギレしてきた。
悪いのは真ん中走るおまえなのに何でその態度?逆ギレついでに子供に危害を加えられたら恐いので謝ってしまいました。
言葉の暴力に屈してしまった自分が悔しいです。

Yahoo知恵袋

この質問を最初見たときは正直絶句しましたが、この質問者はバイクに対する間違った認識により、自らが危険運転を犯すことになってしまっています。

質問内容の状況では、バイクは前の車に続いて交通の流れに乗って走っており、無理に追い越す必要性はまったくありませんが、『真ん中を走っていて違反』という謎の知識により、パッシング、ホーンの連打といった煽り行為を繰り返した上、『バイクの男が逆ギレしてきた』と感じたようで。

『子供に危害を加えられたら恐い』という平和的な考えをお持ちならば、そもそもそんな攻撃的な運転をしなければいいのにと感じたのは僕だけではないでしょう。

話しが少しそれましたが、この質問者の考えでは、「バイクが交通の流れに乗って走っていても、道路は車が優先だから、バイクは左に寄って進路を譲らなければならない」ということになってしまいます。

追い越し禁止の田舎道で起きたこと

ここから、僕の恐怖の実体験です。

250㏄のスクーター(通称ビッグスクーター)で、対面通行の追い越し禁止の一般道(制限速度40km)を走行中、後続の車が突然追い越しをかけてきた事がありました。

のろのろ走るおじいさんの原付を車が追い越すシーンはよく見ますが、イメージとしてはあんな感じです。

しかし、僕は前の車列に続いて等間隔で流れに乗って走っていた状態でしたし、原付に比べるとひと回り大きなビッグスクーターに乗り換えてまもなくのことだったので、これには正直驚きました。

道路交通法では、50㏄以上の自動二輪は自動車であり、僕の乗っていた250ccのビッグスクーターももちろん自動車なのです。

2輪だろうが4輪だろうが、道交法では車・KURUMAなのです。

したがって、追い越し禁止の道路では、相手が2輪だろうが車は追い越しをしてはいけないのです。

幸い事故には至らなかったものの、この危険な行為が生み出された原因は、上述のYahoo知恵袋の質問者同様に、後続の車のドライバーが持っていた「バイク=30km制限」という間違った認識により起きてしまった事件ですね。

日本の運転免許の所持率

ここで、なぜ「バイク=30km制限」という間違った認識が生まれたのか、それを裏付けるデータをご紹介しましょう。

こちらは、日本国内で運転免許を所有している人数と割合を示した表です。(ここで言う運転免許とはすべての種別を含んだものです)

免許種別 人数 所持率
普通 10,094,972 12%
中型 64,147,006 78%
普通自動二輪 168,434 0.2%
大型自動二輪 30,022 0.03%
原付 1,350,137 1.6%

交通事故総合分析センター 交通統計 平成27年度版

日本国内で運転免許を所有している人は、全体で8,215万人。

上の表で78%と最も多い中型という免許種別ですが、2007年に道路交通法で新たに制定された区分なので、2007年より前に普通自動車免許を取得した人は中型に含まれます。(免許区分で年がバレる)

ということは、ごく一般的に車の免許を持っている人数は、中型+普通の合計で約7,424万人、その所持率は実に全体の90%を占めることになります。

それに対し、ごく一般的にバイクの免許を持っている人数は、普通自動二輪+大型自動二輪の合計で約19万8,500人、その所持率は合計しても全体の0.2%ちょっとというところ。

50㏄以上のバイクに対する車のドライバーの勘違いは、以下の2つが原因となって生まれているようです。

  • 普通自動車免許の「付属品」である原付のルールと混同してしまっている
  • 所持率90%に対して0.2%しかないという割合の少なさ

ところで、今ではこんな記事を書いている僕ですが、30歳でバイクの免許を取るまでは、ぶっちゃけバイクが車と同じ扱いだなんて知りませんでした。

バイクに興味のない人からすれば、常識ってこんなもんなんですよね…。

車体が小さいため車より遅いという先入観

車のドライバーがバイクを邪魔だと感じる理由の2つめは、「バイクは車体が小さいから遅い」という先入観からくる勘違いです。

Yahoo知恵袋のこちらの質問と回答をご覧ください。

質問

女性ドライバーにお尋ねです。バイクって邪魔ですか?私が走っているときに、私の前方に自動車が居ても前に割り込んで来るドライバーが9割がた女性です。だいたい30~40代の奥様?が多いように思います。

回答(ベストアンサー)

私は
>30~40代の奥様? です。

私は、基本的には邪魔とは思いませんね。

バイクの方が速いですし
瞬発力もあるわけですから
邪魔になると感じる場合があったとしたら
乗っている人の問題かと思います。

ただ、多くの奥様方は
車よりバイクの方が速いとは思ってないのでは?
中には「原付とひとくくり」という認識の人もいると思いますよ。

おばさま方は、自分が乗っているのが660ccの軽であっても
「ボディの大きさが自分の方が大きい」という単純な発想から
無意識に自分の方が速く、
そして優位性があるように思っているのかもしれません。

「300km/h出るバイクなら
フェラーリより速く走れる(場合によっては)」と言ったとしても
多くのおばさまには、冗談にしか聞こえないかもしれないし
そもそも、そんな話に興味すら持たないのではないでしょうか。

Yahoo知恵袋

「車体が小さい=スピードが出ない」という先入観によって、バイクを邪魔だと感じる車のドライバーはかなり多いようなので、ここからは物理的な比較を行い、その間違いを訂正していきましょう。

車(軽自動車)とバイクの大きさを比較

車の代表は、4輪車の中では最も小型な軽自動車で、2018年1月の販売台数No,1のホンダ・N-BOX。

もう一方は、2輪車の2018年上半期販売台数No,1、ホンダ・レブル250。

この2台の大きさを比較してみます。

ホンダ・N-BOX
主要所元 単位mm
全長 3,395
全幅 1,475
全高(FF) 1,790
ホンダ・レブル250
主要所元 単位mm
全長 2,190
全幅 820
全高 1,090

両者の差

主要所元 単位mm
全長 1,205
全幅 655
全高 700

N-BOXはレブル250に比べて全長は1メートル以上長く、幅は2倍弱程度のサイズがあります。

軽自動車ですらこれだけの差があるわけですから、車のドライバーからすればバイクは小さいと感じるのは当然ですね。

車とバイクのパワーウェイトレシオを比較

では次に、車とバイクのパワーウェイトレシオの比較をしてみましょう。

パワーウェイトレシオとは、簡単に言うと乗り物の加速力を表す数値です。

計算式は「車体重量÷エンジンパワー(馬力)=パワーウェイトレシオ」です。

イメージを湧きやすくするため、例をあげてみましょう。

  • 世界でも最速クラスの加速性能を誇る車、F1・フォーミュラカーのパワーウェイトレシオは0.86kg/PS。
  • 農村部でおなじみの軽トラックの代表格、ダイハツ・ハイゼットのパワーウェイトレシオは14.33kg/PS。

F1は0.86、軽トラは14.33。

つまり、この数値が小さいほど速く加速することができるため、信号待ちからのスタートダッシュなどに差が出るということになります。

上述の数値をもとに、現在、日本で販売台数の多い車とバイクのパワーウェイトレシオランキングをご覧ください。

ノミネート車両・車
日産・ノート

近年販売が好調な日産のコンパクトカー、ノート。

トヨタ・プリウス

世界で初めて量産化された、もはやハイブリットカーの代名詞とも言えるプリウス。

日産・セレナ

2018年1~5月において、トヨタのヴォクシー、ホンダのステップワゴンなどのライバルを抑え販売台数を伸ばすミニバン、セレナ。

トヨタ・C-HR

近年よく見かけるようになったクロスオーバーSUVに位置づけられるC-HR。

ホンダ・N-BOX

こちらも近年よく見かけるようになったスーパーハイトワゴンのなかで、最も安定した人気を誇るN-BOX。

ノミネート車両・バイク
ヤマハ・YZF-R25/MT-25

3年連続で販売台数No,1のネイキッドバイク。

ホンダ・PCX150

ノミネート車両の中では最も小排気量(150㏄)のスクーター。

ヤマハ・セロー250

生産開始から25年以上、安定した人気を獲得しているオフロードバイク。

ホンダ・REBEL250

バイクの中で最もメジャーなジャンルで売上を伸ばすアメリカンタイプのバイク。

スズキ・スカイウェイブ250

2輪車の中でも実用性に特化したビッグスクーター。

パワーウェイトレシオランキング

順位 車種 kg/PS
ヤマハ・YZF-R25/MT-25 4.74
ホンダ・REBEL250 6.5
ヤマハ・セロー250 7.2
スズキ・スカイウェイブ250 8.5
ホンダ・PCX150 8.7
日産・セレナ 11.00
日産・ノート 11.12
トヨタ・プリウス 11.31
トヨタ・C-HR 11.47
10 ホンダ・N-BOX 14.21

こちらが、車とバイクのパワーウェイトレシオランキングです。

上位にバイク、下位に車と綺麗に分かれました。

上述の通り、このランキングのノミネート車両を選んだ基準は、4輪・2輪ともに現在販売台数の多い車種です。

双方ともにもっと速い車とバイクは数え切れないほど存在するため、このランキングは、現在道路上でよく見かける車とバイクのパワーウェイトレシオを比較したものであることを確認しておきます。

このランキングで明確になったことは、ネイキッドやアメリカン、オフロードと言った、いわゆるバイクらしいバイクは車よりも圧倒的に速く、厳密にはバイクではないスクーターでさえも、一般的な車より加速が速い事実です。

日本の道路の法定速度は、一般道が時速60km、高速は時速100km。

車やバイクのメーターは大抵180kmまで表示されていますが、その180kmのメーターをフル活用できる場所はサーキットなどの特殊な場所だけです。

特にストップ&ゴーの繰り返しになる信号の多い都市部の道路では、車が運よくスタートダッシュで並ぶことができても、車体の小さなバイクはそのコンパクトさを生かしたすり抜けが可能。

つまり結論としては、車がバイクより道路を速く走ることは物理的に不可能ということになります。

車に乗るドライバーは、バイクに興味を持つ必要はありませんが、ともに道路を走る乗り物の特徴として、「バイクは車より速い」ということだけは必ず覚えておいてください。

すり抜けに対する車のドライバーの考え方

では、今度はバイクのマナーやルールで大きなウェイトを占める問題、すり抜けについてまとめてみます。

まずは、Yahoo知恵袋のこちらの質問を見てください。

バイクが嫌いです。ちゃんと交通ルール守ってる人はまだいいですけど、すり抜けられたりすると腹が立ちます。死ぬのは勝手ですけど、こっちだって轢きたくなくても轢いてしまう

可能性だってあります。車同士の事故なら大事に至らなくても、対バイクだったから死んでしまったなんてこともあると思います。

雨の日は濡れて、暑い日は照らされ、寒さも防げない、危険。正直言って乗る人の気が知れません。対してカッコ良くもないです。お金貯めて車買えばいいのにと思います。とにかく、バイクは邪魔なのでなくならないでしょうか?

Yahoo知恵袋

質問終盤は完全に好みの問題なのでスルーしますが、質問の意図としては、バイクのすり抜けによって自分が被害を受ける可能性があるため、バイクは邪魔だと感じているようですね。

確かに、バイクに乗る僕からしても、すり抜けをするバイクを邪魔に感じることがあります。

以前、すり抜けをせずにのんびり走っていたとき、後ろからすり抜けをしてきたバイクにヒヤリとさせられたことがあります。

その一方、こんな質問もあったのでご紹介します。

信号待ちのときにすり抜けをしないバイクて邪魔だとは思いませんか。

最近は教育が行き届いているのかバイクもクルマと一緒に並んで信号待ちしていますが(並ぶとは横に並ぶではなく後ろとか前に並ぶという意味なのですが)
あれって邪魔だとは思いませんか。
バイクだったらクルマと一緒に並ばずにそのまますり抜けて信号待ちしている先頭まで行けばいいのにと思うのですが。
クルマの前でバイクが止まられていると邪魔に思えるのですが。
このバイクがいなければ一台分前に進めるのにと思うのですが。
バイクが渋滞の原因を作っていると思うのですが。
クルマ乗り側から見たらたまにすり抜けするバイクが目障り。
こっちは順番を守って並んでいるのに。
とか言い出す人もいますが。
バイクはすり抜けできるんだからクルマの渋滞解消のためにどんどんすり抜けしてクルマのために貢献しろよと僕は思うのですが。

Yahoo知恵袋

こちらの質問者は、すり抜けをしないバイクを邪魔だと感じているようです。

『このバイクがいなければ一台分前に進めるのにと思うのですが。』

『バイクが渋滞の原因を作っていると思うのですが。』

どちらが渋滞の原因かを考えれば、バイクより車体の大きな車が原因なのは明白ですが、車のドライバーにはこんな考えを持った方もいるようです。

すり抜けをされると邪魔だと感じるドライバー、すり抜けをしないと邪魔だと感じるドライバー。

すり抜けをしてもしなくても邪魔と感じる車のドライバーがいるということは、正解がないということです。

すり抜けをするかしないかは、バイクに乗るライダーの考え方次第ということでしょうね。

僕の場合、すり抜けをするときは次の2つの条件が重なったときに限定しています。

  • 信号待ちなどで車が完全に停止している
  • 長い渋滞で車が詰まってしまっている

原付を乗るときの注意点

最後に、ここまでお話ししてきた「車のドライバーがバイクを邪魔だと感じる理由」をもとに、それぞれの乗り物に乗るときの注意点をまとめます。

まずは原付からです。

原付を乗る際に気をつけるべき点はただひとつ、制限速度を守ってキープレフトです。

原付の正式名称は、原動機付自転車。

制限速度を無視すれば60kmくらいは出たとしても違反ですし、構造上のゆとりは残されていません。(危険度が倍増する)

道幅の狭い道路で車の渋滞の原因になったとしても、無理をしてスピードを出すことはやめましょう。

そして、原付が車の邪魔になるのは仕方のないことです。

車の追い越しの妨げになる行為は危険なのでやめましょう。

バイクを乗るときの注意点

次に、バイク(50㏄以上)を乗る際の注意点です。

バイクは原付以上にスピードが出ますが、ライダーの体は原付同様むき出しの状態であり、転倒した際のリスクも大きくなります。

車に対する自衛手段も含め、これらのポイントを押さえておきましょう。

バイクを原付と一緒くたにしている車のドライバーは多い

運転免許所有者の中で、車の免許を持っている人は90%、バイクの免許を持っている人は0.2%しかいないため、「バイク=時速30km制限」と勘違いしているドライバーはかなり多いと予想できます。

後続車や隣の車線に車がいる場合、車間距離が異様に近くはないか、強引な割り込みをしてこないか、無理な追い越しをしてくる素振りがないかをよく注意しておきましょう。

車体が小さいため車より遅いという考えを持った車のドライバーは多い

完全に見た目の問題になりますが、バイクは車よりも小さい乗り物です。

バイクに対する知識がないドライバーは、どんなタイプのバイクであろうが、どれだけの排気量を持つバイクであろうが、「車と比べればちっちゃいんだから遅いでしょ」と考えています。

実際、普段通勤で片側2車線のバイパス道路をバイクで走っていると、必要以上に車間距離を詰めてくる車や、隣りの車線から強引に割り込んでくる車はよく見られます。

さらに、車体の小ささからこちらの速度を見誤って、対向右折車が無理なタイミングで右折してくることもあります。

走行ラインや車間距離など、車にこちらの存在を気付いてもらうことを心がけましょう。

すり抜けをしてもしなくても邪魔になる

おそらく、大抵の車のドライバーは、信号待ちですり抜けをして先頭に出るバイクを邪魔に感じています。(というか以前の僕がそう)

かと言ってその反対にすり抜けをしないバイクが邪魔だと感じるドライバーもいるようです。

道路を走る乗り物としては、車よりも圧倒的に数が少ないため、バイクはどうしても目立つ存在です。

しかし、すべての車のドライバーに好印象を抱かせる走り方は存在しません。

バイク乗りにできることは、交通の流れに乗って、堂々と道路を走ることだけです。

パッシングやホーンなどで煽り行為をしてきた場合、無視をしてさっさと先に進みましょう。

車に乗るときの注意点

最後に、車に乗る際の注意点です。

車に乗る際の注意点はたたひとつ、ゆっくり走ることです。

車は、シートベルトやエアバッグに守られ、寒さも熱さも雨も風もしのげて、快適に移動できるように作られた動く部屋です。

強引な車線変更を繰り返して先を急ぐドライバーをたまに見かけますが、一般道ではさほど効果を得られません。

バイク乗りからすれば「鉄の亀がもがいてる」ような、なんとも滑稽(こっけい)な姿です。

1トンや2トンを超える鉄のかたまりを操っていることを肝に銘じて、交通弱者を守る運転を心がけましょう。

また、バイクを見かけたら、「寒いのにお疲れさん」「排気ガス浴びて大変だね」という優しい心の言葉をかけてあげましょう。

最後に、車のドライバーにひとこと。

バイク乗りは「バイクを運転したい」から乗っているのです。

「単なる移動手段」として車に乗っている人には、バイク乗りの気持ちは理解できるはずがありません。

バイクとは、熱さや寒さや風や匂いを直に感じられる大人のオモチャなのですから。

まとめ

車のドライバーがバイクを邪魔だと感じる理由のまとめです。

  • 運転免許の所持率の低さによる、50㏄以上のバイクに対する車のドライバーの知識不足
  • 車体が小さいため車の方が速いという車のドライバーの勘違い
  • すり抜けにより生まれる危険性を訴える一方、すり抜けをしないから邪魔と感じるドライバーもいる

主な原因としては、バイクに対する知識不足ということになりますが、それが原因で危険運転ともとれる煽り行為をするドライバーは多く存在しますし、日々体感しています。

しかし、そもそも興味のない乗り物に対して知識を身につけようと思う人はいないでしょうから、自動車教習所や運転免許試験場など、運転免許の9割を占める車のドライバーが必然的に知識として取り入れられるような策が施されない限り、こうした車とバイクの運転者のギャップを埋めることはできないでしょう。

綺麗事にはなってしまいますが、道路はみんなのものです。

自分勝手な運転で交通の流れを壊すことはやめましょう。

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