原付から250ccのビッグスクーターに乗り換えたリアルな感想 | 真面目に遊んで生きてくレシピ

原付から250ccのビッグスクーターに乗り換えたリアルな感想

夕暮れのニューヨーク テキスト「原付から250ccのビッグスクーターに乗り換えた リアルな感想」

どうも、お気楽ライダーのゆんずです。

この記事では、原付(50cc)からビッグスクーター(250cc)へ乗り換えて4年たった僕が、「リアルガチ」で感じた素直な感想(レビュー)と、原付からビッグスクーターに乗り換えるときに必要になるものも合わせてご紹介します。

250ccの2輪車は車検がなく、パワーもそこそこあって気軽に乗れる位置付けのスクーターですが、いくら「気軽に」とは言っても乗るためにはそれなりの準備が必要です。

今回はそのあたりも含めて、「原付にしか乗ったことがないけど、ビッグスクーターってどんなもんなのかな?」という人向けに話しを進めていきますので、ビッグスクーターに乗ってみたい、あるいは雑誌やネットで購入を検討中、という方の参考になるはずです。

ということで、僕は売る側ではないのでいいところも悪いところも素直に話していきますよー。

まずはビッグスクーターに乗るために「絶対に必要なもの」をご紹介しましょう。

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250ccのビッグスクーターを乗るとき必要なもの

250ccのビッグスクーターに乗るには、最低限「免許・ヘルメット・ビッグスクーター」が必要です。

それぞれ順を追って解説していきます。

運転免許

ひとつめは、公道を走るために必要な運転免許です。

車の免許(普通自動車免許)で乗ることができる2輪車は排気量が50ccまでで、250ccのビッグスクーターに乗るには「普通自動二輪車免許」という免許が必要になります。

ですから、原付や普通自動車の免許だけでは乗ることはできません。

車の免許を持っていれば費用は10万~13万円くらい、教習内容は学科が1時限だけで技能が17時限です。

車の免許がない場合(原付だけも)の費用は20万円前後、教習内容は学科が26時限で技能が19時限です。

車の免許をすでに持っていると学科教習がほぼ免除される形になるので、合宿免許なら費用と時間をかなり抑えられます。

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もちろん、「僕のおうちは広いから敷地の中だけしか乗らないよー」というお金持ちの人はいりませんよ。

ヘルメット

ふたつめは2輪車の必需品ヘルメットです。

安全性や信頼性はもちろんですが、デザインとか機能性なんかも考えて選ぶとワクワクしてきますね。

僕の場合、メインはシステムタイプ、サブにハーフタイプと2種類を使い分けています。

システムタイプの特徴は、フリップのアップダウンによってフルフェイスとジェットの状態を切り替えできるので、一服やちょっとした飲食のときは前面をパカッと開くだけでできてしまうことです。

このヘルメットは値段も手ごろですし、購入から5年たっていますがまったく故障もなく使えています。

もうひとつのハーフタイプは、いわゆる半キャップとか半帽と呼ばれるタイプのヘルメットです。

見ての通り安全性はかなり低いので、通勤や遠出ではなく近所のコンビニやツーリングだけと割り切って使っています。

ちなみにノーヘル(ヘルメットをかぶらない)の違反点数は1点です。

ビッグスクーター

最後はそう、本体となるビッグスクーターです。

ただ単にエンジンがかかればOK、動けばOKではなく、道路を安全に走れる状態のビッグスクーターを用意しましょう。

公道を走るには、自賠責保険の加入が絶対に必要です。

それと、万が一に備えた任意保険、盗難保険も加入しておくと、準備は万全ですね。

アドレス(50cc)とスカイウェイブ(250㏄)の概要を比較

次に、原付とビッグスクーターの物理的な比較をしましょう。

主要諸元 アドレス スカイウェイブ
全長 1670mm 2270mm
重量 74kg 221kg
馬力 3.7ps 26ps
最小回転半径 1.8m 2.7m

同じスズキの原付スクーター・アドレスを比較対象としてピックアップしました。

物理的には以下のような違いがあります。

  • 全長差60cm
  • 重量差147kg
  • 馬力差22.3ps
  • 最小回転半径差0.9m

このデータをもとに、原付からビッグスクーターに乗り換えた感想を含め比較をしてみます。

取り回し

取り回しとは、エンジンをかけていない状態で人の力のみでバイクを動かすことです。

原付からビッグスクーターに乗り換えたとき、この取り回しの差は一番に体感することになるでしょう。

重量

取り回しの差となる原因のひとつは重量の差にあります。

原付の正式名称は原動機付自転車です。

自転車よりはちょっと重いけど、自分の力で押して歩くのは全然余裕ですよね。

なぜなら、その車両重量は少しガッチリした一般的な成人男性と同じ74kgですからね。

対するビッグスクーターの車両重量は原付の3倍の221kg、とても自分の力で押して歩こうとは思えません。

その車両重量は、大相撲で活躍するモンゴル出身力士、逸ノ城・いちのじょう(225kg)とほぼ一緒ですからね。

台車に乗った一般男性を押すことはできても、台車に乗った逸ノ城を押すのは簡単ではないでしょう。

最小回転半径

取り回しの差となる原因のもうひとつは最小回転半径の差です。

最小回転半径とは、ハンドルを目一杯切って曲がったときの円の大きさのことで、簡単に言い換えれば小回りのことですね。

原付のアドレスはハンドルを目一杯切れば1.8mの円を描きますが、ビッグスクーターのスカイウェイブだと2.7mの円になります。

最小回転半径の差は0.9mですね。

つまり、ビッグスクーターは原付と比べるとだいぶ小回りが利かないということです。

さらに全長も60cm長いため、現状で駐車スペースに原付がギリギリ収まっているような場合は要注意です。

走行性能

低速走行

ニーグリップのできないスクーターが苦手とする低速走行時についてです。

原付の場合、ハンドル操作だけでもある程度ふらつきを抑えることができますが、ビッグスクーターの場合、きちんと荷重をコントロールしないと倒れます。

ちなみに僕は、寝起きにドラッグストアに行ったとき倒しました。

高速走行

取り回しや低速走行ではネガティブな要素だった車重と車体の大きさですが、高速走行時は車重と車体の大きさのおかげで安心して走ることができます。

郊外のバイパスのような車の流れが速い道路でも問題なく走行できますし、高速道路も難なく走行できます。

ただし、「走行できる」のは物理的な話しで、「快適に走行できるか?」と聞かれればそこは判断が難しいところですね。

というのも、以前長距離(片道700km)ツーリングをしたことがあったのですが、その時の疲労感が半端なかったのです。

車と比較すればレスポンスが良いので、巡航速度(80~100km)までは軽々と加速できます。

しかし、いくらビッグスクーターとはいえ、自動二輪と呼ばれるバイクの中では排気量が最小クラスですから、トラックの追い越しなどで巡航速度からさらに加速するときなどはあまり余裕が残されていません。

車で言うと軽自動車で高速に乗るようなものです。

エンジンがうなり続けるので可哀想になりました。

風防効果

原付よりも速度域の高いビッグスクーターだけに、「ショートスクリーン+カウルで覆われている」という形状から得られる風防効果は大きいと思います。

  • 体感温度にかなり差が出る
  • 直接風が当たらないことで疲労が軽減される
  • 多少の雨が降ってきても肩から下はほとんど濡れない

「2輪車=雨が降ったらビショ濡れ」という方程式には当てはまらないわけです。

これらの点については、友人のアメリカン(ホンダ・マグナ)に乗ったとき特に感じました。

道交法上の違い

バイクの駐車場所って、駐車場?駐輪場?

排気量125cc以上なので、道交法上「自動車」に区分されるため、2段階右折もなければ30km制限もなく、自動車専用道路でも高速道路でも自由に走れるビッグスクーター。

区分は自動車ですから、走る分には車の流れに乗って走ればOKなんですが、問題はビッグスクーターを駐車する場所なんです。

というのも、駅前駐輪場などでは排気量50㏄以下の制限があるけど、少し郊外のお店だと排気量の制限はなかったりと、「バイク置き場」ってのが定まっていない場所が多いので、どこに駐車しようか迷う二輪車乗りって意外と多いと思うんですよねー。

原付は文字通り原動機付き自転車なわけで、駐輪場にとめればそれで済むわけですが。

僕の場合、明確にバイク置き場が決められていないときは、駐輪場にとめるようにしてます。

駐車場にとめると、車のドライバーからいい目で見られないですからね。

例をあげると、バイクが倒れて車に傷をつけられるんじゃないかと思われたり、空いてると思ったらバイクがとまってた(車の陰に隠れて見えなかった)などなど。

特に街の中心地や繁華街に用事があるときは、あらかじめ駐車できる場所を事前に調べておいた方が無難だと思います。

2人乗りが可能になる

原付との大きな違いとしては、2人乗りが可能になるという点でしょう。

ビッグスクーターは他のバイクに比べてシートが大きいため、タンデム走行をしたいと考えている方も多いと思います。

ただ、一般道は免許取得後1年以上、高速は免許取得後3年以上でなければ2人乗りはできないことをよく覚えておきましょう。

ちなみに捕まると違反金1万2千円(2018年4月現在)&違反点数2点、さらには万が一事故をした場合には任意保険がおりなかったりと、人生が一瞬で終わることにつながるので、絶対に守りましょう。

オートバイの二人乗り…

原動機付自転車以外の自動二輪車については、運転者がオートバイの運転免許証(大型二輪免許、普通二輪免許、普通二輪免許(小型限定)のうちいずれかの免許)を受けていた期間が通算して1年に満たない場合には、二人乗りが全面的に禁止されている(道路交通法71条の4第5項・第6項)。

http://ja.wikipedia.org/

その他、ビッグスクーターに乗って良かったこと

メーターパネルが見やすい

CJ45スカイウェイブ250タイプMメーター

スズキ・スカイウェイブ250タイプMのメーター

驚いたのはメーターの見やすさです。

ビジュアル的にはほぼ車と一緒で、真ん中の液晶画面には総走行距離、トリップA・B、燃費計、外気温、走行モード、ギアの段数など、様々な情報が表示されます。

行動範囲が広がる

車で走る1時間とビッグスクーターで走る1時間、同じ1時間に違いはありませんが、感覚としてはまったく違います。

風を感じて、温度を感じて、匂いを感じて、音を感じて、危険も感じる。

例えるなら、仕事をしているときの1時間と休日に遊んでいるときの1時間は感覚的にだいぶ異なりますが、それと似ています。

同じ60分でも、刺激的で新鮮な60分を味わうことができるので、遠くに行くことが楽しくなるのです。

「原付だと遠すぎる」、かと言って「車なら楽だけど運転が面倒くさい」って距離でも、ビッグスクーターだと苦にならないのです。

ですから、ビッグスクーターに乗るようになってから、いままで行かなかった場所に行くようになり、たくさんの新しい景色を発見するようになりました。

バイク好きの方に話しかけられることが増える

原付に乗っているときは皆無でしたが、ビッグスクーターは250㏄にしては車体が大きいため、バイク好きの方(特に年配の人)に話しかけられることが増えました。

「若いときオレも乗ってたんだよー」的なノリですね。

正直、僕は人混みが苦手ですし人見知りな性格ですが、相手の方から気さくに話しかけてもらえるというのは嬉しいですし、ツーリングのいい思い出にもなります。

ビックスクーターに乗ることによって、これまで交流のなかった人との新たな出会いの場が増えるようになりました。

まとめ

原付からビッグスクーターに乗り換えたことによって、

  • 自動車専用道路や高速に乗ることができる
  • 2人乗りができる
  • 走る楽しさを味わえる
  • 人と人のつながりを感じられる

という新たな経験をすることができます。

取り回しの悪さや駐車場所に困るといった問題もありますが、それよりもなによりも「乗り物を操る楽しさ」をぜひ味わって欲しいと思います。

次回は、ビッグスクーターツーリングを快適にしてくれる便利グッズをご紹介します。>>>ビッグスクーターで快適ツーリング!本当に使える便利グッズ6選。

ビッグスクーターのツーリングや通勤時の快適性をより高めるため、実際に使ってみて本当に役に立った6つの便利グッズを紹介しています。
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