キュルルルルルル…
9月某日、冬の寒さに弱いと言われるバッテリーですが、残暑も残るまだまだ暑い季節なのにもかかわらず、エンジンのかかりがよくないことが増えました。
バッテリー…。
僕が乗っているのはCJ45スカイウェイブ250タイプM、スクーターなのでもちろん押しがけ不可、キックスターターすらないので、バッテリーは生命線。
悲しい結末を迎える前に何とかしておかなくては。
ということで、今回はバイク用の格安な充電器を購入してバッテリーを復活させてみました。
ぶっちゃけ、今はネットで気軽に安いバッテリーが出回ってるので、「いっそのこと交換したほうが手っ取り早いんでは?」なんて考えも一瞬頭をよぎったんですが、僕は冬の期間はあまりビグスクに乗らないため、当然そうなると放置する期間も長くなりがちになるわけで。
ということは、バッテリー上がりのリスクも増えるわけでして…。
例えば雪国に住んでいて、乗らない(というか乗れない)期間が長かったり、休日にツーリングで乗るだけで普段はガレージの飾りになっているライダーからすれば、いざという時自宅に充電できるシステムがあると安心だと思うんですよね。
ということで、ここから、ネットで買える最安値価格帯の充電器のレビューをしていきます。
充電器の選び方は用途に合わせて
「バッテリーを充電する」だけなら、例えばガソリンスタンドなどに置いてある車用の充電器でも物理的には充電できますが、充電時の電流が大きすぎるためバッテリーに負荷がかかり、寿命を縮める原因になってしまうので要注意です。
そこで、今回購入したのはこちら、大橋産業のバイク用バッテリー充電器です。
お手頃価格で送料無料、評価もよさそうです。
バイク用のバッテリーチャージャーは初めての購入で、1人暮らしの僕は使う機会もそんなに多くないことを考え、コンパクトタイプの充電器を選びました。
購入した充電器の概要
大きさを比較
スマホのAQUOSsense(画面サイズ5インチ)との比較。
とてもコンパクトですが、この中にコード類もすべて収まっています。
下駄箱やちょっとした隙間にも入るサイズなので、これなら、収納する場所に困りませんね。
充電にかかる時間
箱の裏にあるスペック表に充電時間の目安が表記されています。
オートバイは約8~10時間なので、夜のうちに充電を始めれば翌朝には充電完了できますね。
プラグは本体にスッキリ収納できる
プラグとコードは本体の下にパックリ開いたお口の中から出てきます。
充電器のコードはどうしてもかさばりがちですが、使い終わったら本体内部に収納できるので、非常に無駄なくスッキリしまえるというスマートさも兼ね備えています。
こういうスマートさ、僕は好きです。
充電器の使い方
バイクから外したバッテリーを用意し、さて使い方は…
- 充電器のプラグをバッテリーに接続
- 充電器をごくごく一般的な家庭用コンセントにつなぐ
- モードを選択する
以上です。
「シンプルイズベスト」とはまさにこのこと。
注意点をあげるとすれば、プラスとマイナスをよく確認することくらいでしょうか。
とは言っても、バッテリーにも充電器にも「+」と「-」の表記があるので、誰にでもできる簡単セッティングですね。
復活したバッテリーを元に戻す
さて、表記の通り、一晩寝かします。
翌日…充電完了!
元気に復活したバッテリーを元に戻します!!って、
あ。フロントボックスのフタ閉めちゃった…
というのも、スカイウェイブのバッテリーはフロントボックス内にあります。
閉めるのは手でパンッと閉めるだけですが、開けるには電子制御によるロック解除が必要なのです。
バッテリーを外してあるということは、フロントボックスを開けることができないのです。
壊す!?
いやいや、焦ることはないのです。
ここは一旦落ち着いて、とりあえずググります(汗)。
するとこちらのサイトで解決策がご紹介されていました!

大変助かりました!!
先人の知恵のお陰で見事危機的状況を回避し、エンジン始動!
それはそれはサクッとかかるようになりました!
小さなトラブルもありましたが、弱っていたバッテリーを見事復活できました!
まとめ
もっと多機能なバッテリーチャージャーはたくさんありますが、一人暮らしの僕のように1年に1~2回使うくらいの人であれば、これ1台でも充分じゃないかなと感じます。
価格は安いですが、バッテリー充電器としてきちんと機能する品質と、充電方法の簡単さ。
そしてなりより、いざという時にお手軽に復活させることができる保険のようなものとして、ひとつ安心感を得ることができました。
ぜひ参考にしてみてください。
