「ブログの記事の書き方って、どうやったら上達するんだろう?」
このような疑問を解決する場合、今ではノウハウ系の情報はネットや雑誌でたくさんの方法が紹介されてますね。
ということで、あまりスタンダードに話しを進めるのもちょっとあれなので、今回はちょっと違ったアプローチでこの疑問を解決してみようと思います。
題して、自分で書いたブログ記事をメッタ斬り!正しい書き方の極意とは。
この記事では、ブログ開設からまもなくの頃に書いた自分の記事にことごとくダメ出しをすることで、読者にとって魅力的なコンテンツなのかどうかを確認し、より良質なブログ記事を書けるようにしていくための方法をご紹介します。
つまり、昔の自分が書いたブログ記事を客観的に分析することでいろいろと学ぶことがあるんじゃない?っていう発想ですね。
ブログ開設から1年以上経過し、地道にですがPV数も伸びてきているので、脱初心者を目論む僕が、これからひとつ上のステップに進むための新たなチャレンジです。
記事のタイトル&本文冒頭部分に読者を引きつける魅力はあるか?
今回のメッタ斬りの対象となる記事はこちらです。
この記事をもとに、過去の自分にどんどんダメ出しをしていきたいと思います。
まずは記事のタイトル&冒頭部分。
記事のタイトルは検索結果に表示される顔のようなものですし、本文冒頭部分は訪れた読者が記事を読み進めようかどうかを判断するコンテンツの入り口なので、この2つのクオリティはとても重要です。
読者が思わず読みたくなるタイトルなのか?
記事のタイトルは、「ビッグスクーターを選んだ理由」
検索結果にこのタイトルが表示されていたとして、思わず読みたくなるでしょうか…。
ものすごくポジティブにとらえれば、「シンプルでいいじゃん!」って声をかけてあげるくらいが精一杯。
我ながらあきれるクオリティの低さです。残念…!
本文冒頭は読者を引き込む文章になっているか?
ブログ開設当時、メタディスクリプションの設定が面倒で、入力がない場合は記事の冒頭部分が抜粋されるという情報を鵜呑みにしていたため、「だったら記事の冒頭にメタディスクリプションを書いとけばいいっしょ。」的な考えで、こんな始まり方の記事が満載でした。
タイトルに匹敵するほどに重要なエントランス部分を、「面倒くさい」というくだらない理由で毎回ワンパターンで作っていたとは…。
「相手の立場になって考えてみなさい」というお言葉がありますが、まさにそうするとわかるように、この書き出し方だと読者に情報を伝えようという熱意がまったく伝わってきませんね。
いくら自分が書いた記事とは言え、「少~しは」っていう表現とかもうイラッとしてきます。
見出し(もくじ)は効果的に使われているのか?
読者は記事の上の方にある見出しの集合体=もくじを判断材料にすることもあるので、魅力的なコンテンツを作るためには重要なファクターのひとつです。
しかし、「原付の購入へ」「職場の移動」など、読者からすると「どうでもいい」見出しが炸裂しております。
記事のテーマは明確になっているか?
次に確認するのは、記事のテーマを明確にできているのかどうかです。
記事全体を見渡すと、タイトルの通りビッグスクーターを選んだ理由が淡々と綴られている印象なので、ビッグスクーターにこれから乗ろうと本気で考えている人なら読んでくれるかもしれません。
ただ、時系列で自分の過去の出来事を書き続けているだけなので、記事というよりはほぼ日記です。
伝えたいことはなんとなく感じるけど、それを明確に伝える具体的な言葉がないためモヤっとした印象になってしまってます。
キーワードが薄皮を被っているような感じ…。残念…!
読者が離脱しない構成になっているか?
最後の確認は、読者が離脱しない、つまり飽きない構成になっているのかということです。
せっかく訪問してもらっても、読みづらかったり読み疲れる文章では最後まで読んでもらえませんからね。
文章のバランスはとれているか?
1つの文章が長すぎると画面が文字だらけになるので疲れますし、逆に短すぎると途切れ途切れになるので意味が伝わりづらくなります。
この点は意識して書いていたので、長さについては問題ないと思いますが、スペースを空けるために改行が変なところで使われ過ぎているのが気になります。
文章のリズムが単調になっていないか?
~~です。
~~です。
~~です。
というような書き方が続くと、文章のリズムにメリハリがなくなるため、まるで小学生の作文のような単調な文章になっていまいます。
この点についてもなるべく意識をして書いたので、きっと問題ないはず。
誤字脱字はないか?
とても基本的なことだと思いますが、これができていないブログは結構多いです。
特にノウハウ系のジャンルで検索結果の上位に表示されているブログだとしても。
アクセスアップをするためには記事を量産しましょう!みたいなことが言われていますが、結局量産したところで信頼性がなければ意味がないと思うんですよ。
これは僕だけではないと思うんですが、「すごくためになることが書いてあるなあ。」と感じて記事を読み進めていったときに、ひとつふたつと誤字脱字が出てくるだけで一気に冷めてしまうことってありませんか?
なので、ブログ開設時から一貫して誤字脱字のチェックは入念に行っています。
まとめ
ブログ記事の書き方を上達するための道しるべとして、今回こういったアプローチで過去の自分の記事に対してダメ出しをしてみました。
こうして過去の自分の記事を分析してわかったのは、文章の書き方って上達するもんなんだなってことです。
1年前に自分が書いた記事のクオリティの低さに、今こうして気付けるようになっているわけですからね。
それ記事っていうよりただの日記ですから!
次回は当ブログの運営報告をします。
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