この記事では、句読点(くとうてん)の読み方を解説します。
先日、ブログ記事で、句読点のことについて書く機会がありました。
恥ずかしい話しですが、僕は句読点が「、」と「。」を表すことは知っていましたが、「、」をなんと読むのか、「。」をなんと読むのかわかりませんでした…。
「、」は「てん」、「。」は「まる」じゃなかったんですね。
超雑学的な内容ですが、「、」と「。」の個別の読み方をご紹介します。
「、」の読み方
「、」は「読点」といいます。
「読点」の読み方は「とうてん」です。
句読点が「くとうてん」と読むので当たり前と言えば当たり前ですが、決して「どくてん」ではありませんよ。
「。」の読み方
「。」は「句点」といいます。
「句点」の読み方は「くてん」です。
ちなみにこの句読点の読み方ですが、実は小学5年生の段階で習う、というか習っていたはずのようです。
解説は以上です…では内容が希薄すぎるので、なぜ句点は「くてん」と読むのか、なぜ読点は「とうてん」と読むのか、その由来を解説しておきます。
読み方の由来
「句」とは、日本語でひとつの意味を持つ言葉や文章の区切りのことで、英語ではsentence(センテンス)といいます。
五・七・五を基本とする日本の情緒ある詩を俳句、言ってはいけないことを禁句(きんく)というように、ひとつの意味を持った文章が終わるときに使われるため、「。」は「句点」と読むのです。
一方の「読」とは、句と同じく文章の区切りとなりますが、「句」とは使う場面が異なりますね。
その歴史は意外に浅く、古い文献を解析しましたが、明確な使い分けや定義はありませんでした。
ただ、現在の日本では、息継ぎや文章にリズムを与える要素となっているのは確かです。
ということで、「文章を読みやすくするため、読点を打つ。」という定義がしっくりくるのではないでしょうか。
僕が普段、ブログ記事を書くときに意識している「読点」は、こういった意味となります。
まとめ
- 「。」は「句点・くてん」
- 「、」は「読点・とうてん」
- 「句」はひとつの意味を持つ言葉や文章の区切り
- 「読」は文章を読みやすくする区切り
とっても雑学的な豆知識ですが、知っておいて損はしないはずです。
ぜひ、あなたのライティングスキルに役立ててください。
句読点とともにこちらも取り入れると、より読みやすい文章を書けるようになりますよ。>>>読者の思考コストを減らし読みやすい記事を書く秘訣とは