スマートリプライは使えるのか?母からのメールにAIは…

息抜き
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どうも、お気楽ブロガーのゆんずです。

Gmailのメール本文下に表示されるボタンのことをスマートリプライと呼ぶんですが、知ってましたか?

2017年の年末ころから導入されたGmailの新しいシステムですが、導入から数か月後に印象深いエピソードを作ってくれたので、今回は呑気にその「こばなし」をします。

スマートリプライとは?

念のため、スマートリプライについて簡単に解説しておきます。

スマートリプライとは、Googleが提供するフリーメール「Gmail」において、受信メールの内容に沿った返信文の候補を自動的に表示してくれる機能です。

  • AIがメールの内容を解析
  • 理想的な返信文の候補を判断
  • メールの下にボタンで表示してくれる

これを一瞬でしてくれるわけですから、メールの返信文の作成を早くすることができますし、しかも候補を3つも出してくれるのはとてもありがたいですよね。

参考

【Gmail新機能】AIが返信メールを自動作成「スマートリプライ」が、ついに日本語版Gmailで利用可能に!

できるネット

長期連休のスケジュールをGmailで確認する

そんなスマートリプライが備わった4月中旬のある日、ゴールデンウイークの帰省の件で、自宅から700Km離れた実家の母とメールでやり取りしていたときのことです。

母へ連休を伝えるメール

僕の住む関東から実家の青森までは約700kmの距離があり、長期連休の際はいつも車で帰省しています。

大半が高速道路ですが、スムーズにいっても7~8時間、渋滞にハマれば10時間以上はかかる「険しい道のり」です。

しかし、年に2回しか訪れない地元への帰省、そして両親と過ごす貴重な時間を思えば、その長い道中も楽しい思い出になります。

この年、4月28日から5月7日までという、大人にとっては贅沢な9連休を獲得し、その成果報告をしたのが上のメールです。

そして、このメールに対する母のちょっとほっこりを感じる返信がこちら。

母から出発日を確認するメール

出発日の確認と、寒さ対策と、「タッパ」というおそらく打ち間違いが、優しさと愛おしさを共存させているメールです。

ちなみにタッパーを催促する理由ですが、以前の帰省時に、たくさんの実家の味を詰め込んだタッパーを僕に持たせていたためであり、いまでは「帰省=空のタッパーを返すこと」が定着しました。

母からのメールに対するスマートリプライの返信文候補

メールの内容を確認し、視線を下にずらした瞬間、スマートリプライによる返信文の候補ボタンが目に入ります。

候補はこちらの三択。

メール下の返信文候補ボタン

「了解です。」「わかった。」「泊まらないよ。」

と、「泊まらないよ。」!?

メール下の返信文候補ボタン 泊まらないよ。

これを実現する1日の流れがこちら。

時間 行程
6:00 自宅出発
14:00 青森到着(市内観光・食事・家族団らん)
16:00 青森出発
0:00 自宅到着

700キロを8時間かけて青森に到着し、2時間以内に観光と食事と家族との団らんを済ませ、再び700キロを8時間かけて戻ります。

渋滞を考慮すれば寝る暇がありません。

なんと斬新かつアグレッシブな帰省スタイルでしょうか。

「もし『泊まらないよ。』と返信したら、母はどんな反応をするのだろう?」と反射的に考え、思わず吹き出しましたが、冷静に考えれば、距離が何キロあるとか何時間かかるといった話題は出ていないので、返信文としては自然な候補なのかもしれません。

さらに、このメールには「何泊する?」とか、「何日まで泊まる?」のような直接的な質問がないのに「泊まらないよ。」と返信候補が出ています。

機械学習、AIはどんどん進化してるんだなーと感じた出来事でした。

まとめ

今回はスマートリプライの意外な回答に思わず笑ってしまったエピソードですが、数年後には「そんな時代もあったね」と話せる日がくるのかもしれませんね。

どっかで聞いたことがあるようなセリフ。

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