サッカーあるある「2ー0は危険だ」本当に危険なのか検証! | 真面目に遊んで生きてくレシピ

サッカーあるある「2ー0は危険だ」本当に危険なのか検証!

パソコン画面をガン見する猫とテキスト「2-0」って本当に危険!?

今回は、サッカー中継やサッカー好きの間でよく使われる「2-0は危険だ」という言葉は本当なのか、過去の試合のデータをもとに検証してみました。

まず、この言葉の意味です。

普通に考えれば、2-0よりも1-0の方が危険と考えますよね。

なぜなら1-0の場合、1点とられたら同点、2点とられたら逆転されてしまう。
でも2-0であれば、1点とられてもまだ平気ですからね。
でもこれ、考え方次第でだいぶ変わるんです。

1-0の場合、リードしている側は、差が1点しかないから必死に守ります。
でも2-0の場合、リードしている側は、1点とられても大丈夫という油断が生まれやすくなります。

ここがポイントです。

サッカーでは、得点によって試合の流れが一気に変わることがよくあります。
それまで試合を優位に進めていたチームが、失点によって急激に劣勢になってしまうなんてことは頻繁に起きます。

つまり、2-0と2点差がついているのにもかかわらず、油断から1点とられて試合の流れが変わってしまい、もう1点とられて同点に追いつかれてしまう。

「2-0は危険だ」という言葉は、そういう選手の心理をついた言葉なんです。

では、実際にどのくらいの確率で「危険」が起こるのか。
この都市伝説的言葉は本当なのかを検証してみました。

検証するリーグは、2016-17シーズンのイタリア・イングランド・スペイン・ドイツの4ヶ国。
所属クラブ数は、ドイツ以外の3つは20チームなので、3つのリーグの総試合数は、380試合、ドイツは18チームなので、総試合数は306試合となります。

今回の場合、その1試合の中で一瞬でも、「2-0」というスコアになった後、勝ったのか・引き分けたのか・負けたのかの3パターンをカウントして、全試合での勝率をグラフに表示してみました。

それではまいりますっ!

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1-0の美学、イタリア・セリエA

イタリアサッカーの特徴はなんと言っても、「1-0の美学」とも比喩される堅実な守備。

そんなカテナチオの文化が根付いたセリエA=カルチョの勝率はこちら。

まず、全380試合の中で「2-0」のスコアになった回数は150回。
その150回の中で勝ったのは141回なので、勝率は94%。
よく言われる危険なスコアというよりも、かなりの高確率で勝てる安心なスコアという印象です。

勝てなかった試合でも、引き分けが8、逆転負けは1回のみなので、追いつかれることはたまにあっても、逆転されてしまうことはほぼないと言えますね。

イタリアのサッカースタイルはこちらでまとめてます。

イタリアのサッカースタイルをまとめています。この記事を読むことで、ワールドカップ優勝4回の強豪国であるイタリア代表と、カルチョの名で親しまれるイタリア・セリエAのサッカースタイルや戦術の特徴がわかります。

キック&ラッシュ、イングランド・プレミアリーグ

イングランドサッカーの特徴は、フィジカルを生かした豪快なフットボールスタイル。

プレミアリーグ発足から、ヨーロッパサッカーをけん引してきたプレミアリーグの勝率はこちら。

全380試合の中で、「2-0」のスコアになった回数は、試合数が同じ3つのリーグで最多の166回。
その166回の中で勝ったのは159回なので、勝率は95.8%。
引き分けと負けの回数は多少違いますが、やはり、「2-0」が危険なスコアとはあまり言えない印象ですね。

イングランドのサッカースタイルはこちらでまとめてます。

イングランド代表のサッカーを解説しています。この記事を読むことで、サッカー強豪国のイングランド代表と、イングランドのプロサッカーリーグであるプレミアリーグのサッカースタイルや戦術の特徴がわかります。

イタリアが1-0ならこっちは5-4の美学、スペイン・リーガエスパニョーラ

スペインサッカーの特徴は、失点を恐れない超攻撃的スタイル。

点の取り合いになる試合が多く、逆転の回数は多そうな印象のあるリーガエスパニョーラの勝率はこちら。

全380試合の中で「2-0」のスコアになった回数は153回。
その150回の中で勝ったのは145回なので、勝率は94.8%。
ここでもやはり、「2-0」というスコアになってしまえば、かなりの確率で勝てるということがわかります。

まぁ、スペインの場合、失点のリスクを負ってでも点を取りに行くスタイルなので、失点を「0」で抑えるという考え自体が薄いかもしれませんが…。

スペインのサッカースタイルはこちらでまとめてます。

スペインのサッカースタイルをまとめています。この記事を読むことによって、無敵艦隊でおなじみのサッカー強豪国スペイン代表と、ヨーロッパの舞台で実績No,1のリーガ・エスパニョーラのスタイルや戦術の特徴がわかります。

観客動員数№1、ドイツ・ブンデスリーガ

最後は、ここ数年でメキメキと存在感を高めたドイツ・ブンデスリーガです。

ドイツサッカーの特徴は、規律を重んじる組織的なサッカー。
近年は日本人選手も多く所属するブンデスリーガの勝率はこちら。

上の3つのリーグよりもチーム数が少ない=試合数も少ないため、パーセンテージだけを見てみますが、若干下がりはしたものの93.4%。
やはり「2-0」は、圧倒的に勝利に近づけるスコアなのは変わりありません。

ドイツのサッカースタイルはこちらでまとめてます。

ドイツのサッカースタイルをまとめました。この記事を読むことで、日本人と共通点が多いと言われるドイツ人の国民性、ワールドカップの舞台で安定した好成績を収めるサッカー強豪国ドイツ代表の戦術の特徴がわかります。

まとめ

サッカーの世界でよく言われる「2-0は危険」という言葉。
本当に危険なスコアなのかを検証しました。

その結果、今回分析した4つのリーグの平均の勝率は、「94.5%」。

僕の印象としてはもう少し低いのかと思っていたんですが、2-0という点差を追いつくこと自体がかなり難しく、ましてや逆転までするというのはかなり奇跡に近いと言っていいんじゃないかと感じました。

実際、逆転できた確率は平均「1.55%」なので。

今回、実験的にデータを検証してみましたが、一定の結果は得られたものの、リーグによる差があまりなかったため、今後こういった機会があれば、もっと有意義な結果が出るような検証をしてみたいとも感じたので、またその際はお付き合いください。

元の記事はこちら。

サッカーの雑学に関する記事です。サッカーを全然知らない人が簡単にサッカー通になれてしまう「雑学」と「専門的な言葉や用語」の使い方を伝授します。
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