「海外サッカーを見たいけど、BSとかスカパーとか色々あるみたいでどれを選んだらいいんだろう!?」
地上波ではなかなか見る機会のない海外サッカーですが、その魅力を知ってしまった私は、もはや海外サッカーなしでは生きていけません。
そこでこの記事では、現在サッカー中継をしているテレビ局ではどんな試合を放送しているのか、どういった特徴があるのかを詳しくまとめました。
年間少なくとも100試合以上は海外サッカーを見ている「サッカーバカ」の私が解説しますので、自分が見たいサッカーはどの放送局で見られるのかを確認しながら、読み進めてみてください。
なお、現在私が海外サッカーを見る方法は、BDレコーダーの予約録画を使う形がほとんどです。
つまりテレビによる試合中継がメインなので、今回はネット回線を利用したストリーミング(DAZNなど)の視聴方法は省きます。
※2022年2月20更新
テレビ放送の種類
- 地上波
- BS放送
- CS放送
現在海外サッカーを見ることができるテレビ放送は、大きく分けるとこの3種類です。
地上波で見ることができるサッカー
テレビやスマホなどを持っていれば、誰でも見ることができる地上波。
最もお手軽で身近な地上波で見ることができるサッカーはこちらです(2022年3月12日時点)。
- 日本代表戦全試合(NHK・民放) 日本代表ホーム戦
- FIFAワールドカップ全試合(2018ロシア大会)(NHK・民放)
- EURO数試合(民放)
- FIFAクラブワールドカップ全試合(日本テレビ)
UEFAチャンピオンズリーグの一部の試合(フジテレビ)- UEFAヨーロッパリーグの決勝(日本テレビ)
ワールドカップ、クラブワールドカップを見ることができますが…。
- ヨーロッパ主要リーグ、UEFAチャンピオンズリーグの放送は「0」!
- ナショナルチームの放送がほとんど
地上波でのサッカー中継は、「ドイツ・ブンデスリーガに日本人が8人所属する理由」でもお話ししている海外サッカーの主役、「ヨーロッパのサッカー」を見られる機会はかなり限定的です。
ワールドカップ同様4年に1度しかないEUROは大変貴重な大会ですが、前回大会のEURO2020は地上波での放送は一切なし(WOWOW独占放送)。
現代サッカーの最高峰である「UEFAチャンピオンズリーグ」は過去にフジテレビで放送がありましたが、2021-22シーズンはWOWOWが独占放映権を得たためこちらも地上波での放送はなし。
ということから、地上波のみで海外サッカー、それもヨーロッパのビッククラブ同士の対戦を見るチャンスは皆無です。
まとめると、現在地上波で見ることのできる海外サッカーは「ワールドカップ」「クラブワールドカップ」、日本代表戦だけなので、ナショナルチームの対戦がメインとなります。
※2022年3月追記
コロナ禍による放映権料の急騰により、2022アジア最終予選の日本代表アウェイ戦はDAZN(ダゾーン)の独占中継になったため地上波での中継はありません。
ワールドカップカタール2022の地上波の放送は、今のところNHK21試合・テレビ朝日10試合・フジテレビ10試合。
前回のロシア大会は全64試合を見ることが可能でしたが、放映権料の高騰により41試合どまり。
BS放送で見ることができるサッカー
地上波の次にご紹介するのは、BS放送で見ることができるサッカーです。
NHK系列のBS1、BS放送+別途契約が必要なWOWOWでテレビ中継されていますが、それぞれに違いがあります。
NHK・BS1
BS1で見ることができるサッカーの一覧はこちらです。
- 日本代表戦(2022最終予選のアウェー戦以外)
- FIFAワールドカップ全試合
イングランド プレミアリーグ- ドイツ ブンデスリーガ
- イタリア セリエA
NHK・BS1では、かつてイングランド・プレミアリーグ、ドイツ・ブンデスリーガ、イタリア・セリエAを放送していた時期がありましたが、2021-22はいずれのリーグも試合放送がないため、現状ではワールドカップや日本代表戦のみです。
BS日テレ
BS日テレでは、過去に以下のような放送がありました。
UEFAチャンピオンズリーグ・セレクトマッチ
大抵火曜か水曜に試合のあるUEFAチャンピオンズリーグを、その週の土曜日19:00からフルマッチで放送。
ただし、BS日テレがセレクトした試合を録画で1試合のみ放送するという形。
UEFAチャンピオンズリーグ・WeeklyShow
こちらはいわゆるハイライト、あるいはダイジェスト番組。
ただ放送枠は1時間と長めなので、全試合のダイジェストはもちろん、注目の試合や過去のUEFAチャンピオンズリーグの歴史なども盛り込まれているため内容は充実している。
2021-22シーズンはブンデスリーガのダイジェストのみ
以前は上述のようにUEFAチャンピオンズリーグを楽しめる貴重な放送局でしたが、2021-22シーズンはブンデスリーガ マンスリーセレクションというダイジェスト番組のみ放送中。
WOWOW
次は、WOWOWで見ることができるサッカーです。
WOWOWは、有料放送の中では比較的リーズナブルな月額2,530円(税込み)で視聴できる放送局ですが、現在の放送内容はこうなっています。
- EURO全試合
- スペイン・リーガエスパニョーラ(毎節最大5試合)
- UEFAチャンピオンズリーグ
- UEFAヨーロッパリーグ
WOWOWに関してですが、まず、地上波では見ることができないEUROを全試合放送。
さらに、スペイン・リーガエスパニョーラを毎節最大5試合、つまりレアル、バルサ、アトレティコといった強豪クラブのリーグ戦すべてを見ることができるため、レアルとバルサが対戦する世界一熱いダービー「エル・クラシコ」をテレビで見るにはWOWOWの一択となります。
ちなみに、当ブログの管理人である私はこのリーガエスパニョーラを見て、ヨーロッパサッカー沼にハマってしまいました。
さらにさらに、WOWOWは2021-22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの放映権も取得しているため、ヨーロッパの強豪国同士の対戦に加えて強豪クラブチームの対戦も視聴可能。
そのうえ、WOWOWは3チャンネルあり、スポーツ以外にも音楽フェスやライブ、映画など、地上波ではお目にかかれないちょっと贅沢な放送局ですが、その割に有料放送テレビの中では月額費用が最も安いため「お得感」が高いです(月2,530円)。
BS放送を受信できる環境でさえあれば数分~15分程度で視聴開始できるため、ヨーロッパサッカー好き、音楽好き、映画好きなら要チェック。
CS放送で見ることができるサッカー
最後は、CS放送・スカパーで見ることができるサッカーの一覧です。
Jsportsを始めとするスカパーで見ることができる試合は主に…
- ドイツ・ブンデスリーガ(毎節全試合)
- イングランド・プレミアリーグ(毎節5試合)
- イタリア・セリエA(毎節3試合)
- ポルトガル・ベルギーの日本人選手所属の試合
- YBCルヴァンカップ
過去にはイングランド・プレミアリーグ、イタリア・セリエAといったリーグの放送がありましたが、現在はブンデスリーガ毎節全試合(つまりリーグ戦全試合)とJリーグのカップ戦であるYBCルヴァンカップがメインになっています。
スカパーの月額費用は基本料429円+2480円=2909円。
まとめ
現在、無料(地上波)で見られるサッカー中継は…
- 日本代表戦(2022アジア最終予選アウェイ戦は除く)
- FIFAワールドカップ
- FIFAクラブワールドカップ
- UEFAヨーロッパリーグ決勝戦
以上を踏まえ、現在無料で海外サッカーの主役である「ヨーロッパのサッカー」が見られるのは…
唯一「FIFAワールドカップ」のみ。
現在、有料(BS・CS)で見られるサッカー中継はWOWOWとスカパーの2つ。
WOWOW(月額2,530円)
- EURO全試合
- スペイン・リーガエスパニョーラ(毎節最大5試合)
- UEFAチャンピオンズリーグ
- UEFAヨーロッパリーグ
スカパー(月額2,909円)
- ドイツ・ブンデスリーガ
- YBCルヴァンカップ(Jリーグのカップ戦)
月2,909円でブンデスリーガとルヴァンカップが見られるスカパー、月2,530円でEURO、ラ・リーガ、CL&ELも見られるWOWOW。
私が友達に勧めるなら間違いなくWOWOWです。
最後に…
日本は、サッカー文化に関してはまだまだ発展途上国です。
ヨーロッパサッカーには、日本にはまだない長い歴史と文化があります。
ぜひこのサイトで「サッカーの本当の楽しさ」を知ってもらいたいですし、そのお役に立てるようなコンテンツを今後も増やしていきますので、よろしくお願いします。
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