こんにちは、サッカーバカのゆんずです。
2018年2月、ヨーロッパの冬の移籍市場が落ち着いたこの時期、移籍した選手がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、非常~に気になるところ。
って、そんな専門的なこと言っても、普段サッカー見ない人にはよくわかりませんよね!
そこで、この記事では、ロシアワールドカップに便乗して、普段サッカーを全然見ないしルールすらもなんとなく…な「サッカー初心者」の人でも、思わず周りから「めっちゃ詳しいじゃないですか!」と羨望の眼差しで見られるようになるかもしれないしそうでもないかもしれない、「サッカー通になれる方法」をご紹介したいと思います。
とは言っても、戦術とか難しい話しは抜きにして、なるべく簡単にわかりやすい言葉などを中心にお伝えしていきますよ。
きっとこの記事を読み終わったころには、すっかりサッカー通になっていることでしょう。
ちょっとした雑学を取り入れる
雑学はみんな好きですからね!
これらの雑学を覚えておいて、通ぶってやりましょう!
ワールドカップのすごさ
今年2018年はワールドカップイヤーです!
ワールドカップが開催されるのは4年に1度だけ。
しかも、予選に参加できるのは世界の「200」以上の国と地域だけど、予選を勝ち抜いて本大会「FIFAワールドカップ」に出られるのは「32」だけなのです。
このような理由から、なかなか出場が叶わない国も多く、FIFAワールドカップのことを「夢の舞台」とか言ったりするわけです。
競技人口の話しはこちら↓で詳しく。

イエロー&レッドカードはカラーテレビとともに世界に広がった
サッカーには欠かせない2枚のカード、「イエローカード」「レッドカード」。
この2枚のカード、実は意外と歴史が浅いんです。
現代サッカーが誕生したのは、今から約150年前。
しかしイエロー&レッドカードが誕生したのは約50年前です。
約100年の間、警告や退場を告げる方法は「口頭」だけ。
レフェリーが口で「退場!!」とか言ってたようです。
それじゃわかりづらいだろってことで生まれた2枚のカード。
ちょうどその時期は、テレビが白黒からカラーに変わりつつある時代だったので、その波にも乗って、この2枚のカードも世界に広まったってわけです。
誰が考えたとかの詳細はこちら↓で詳しく。

試合中に豚の頭(調理済み)が飛んできたことがある!
スペインの強豪クラブチーム、レアル・マドリードとバルセロナ。
この両チームの対戦は「エル・クラシコ」と呼ばれていて、お互いの選手たちが敵対心むき出しで戦う、世界でも有数のダービーです。
しかし、敵対心むき出しなのはサポーターも。
特にバルセロナのサポーター、バルセロニスタは激アツ。
バルセロナ(自分たちが愛するチーム)からレアル・マドリード(超ライバル)へ移籍した「ルイス・フィーゴ」という選手が「エル・クラシコ」に出場したときには、バルセロニスタはフィーゴに対し「裏切り者!!!」と罵声を浴びせ続け、いろんなものがピッチに投げ込まれて試合が中断してしまうのがおなじみの光景に。
その飛んできたものの中でも1番驚いたのは、こんがり焼きあがった「豚の頭」。
想像を絶する怒りだったのでしょう…。
エル・クラシコでの豚の頭事件を含めたスペインサッカーの歴史はこちら↓で詳しく。

専門用語を使ってみる
通の雰囲気を出すにはやっぱりこれが一番わかりやすいですし、どのタイミングでこれらの言葉を使うかを考えているうちに、いつの間にか通になってるはずです。
慣れるまでは使うタイミングが難しいと思いますが、今回挙げた用語は正解があってないようなものばかりを選んだので、サラッと言い放ってしまいましょう。
大切なのは、根拠のない自信です。
キーパー、ノーチャンスだったな…
この用語は、得点が決まったときに使います。
点を取られたゴールキーパーが、例えどんなに優れた選手だったとしても防げない失点だった、つまりセーブするチャンスはなかったな、という意味です。
チームの連携による得点か、個人技による得点かは問わずに使えるので、鮮やかなゴールが決まったらとりあえず言ってやりましょう。
タイミングを見計らって、あくまでもサラッとクールに「今のは、キーパーノーチャンスだったな…」ですよ。
○○当たってるなー!
ゴールキーパーのパフォーマンスが際立っているとき、よく使われる用語です。
当たってるとは、ゴールキーパーが好セーブを繰り返している状態のことで、○○にはゴールキーパーの名前を入れて、「○○今日は調子がいいなあ!」という感じの意味の言葉になります。
キーパーが2、3回でもシュートを防いだらすかさず「キーパーの○○当たってるなー!」と言い放ってやりましょう。
先制点、どっちがとるかで変わるよ…
意味としては、どっちのチームが先に1点をとるかで、この後の試合展開が全然違うものになるよ、という感じです。
冷静に考えれば、当たり前のことしか言ってないんですが。
試合開始前のメンバー発表の段階で「…先制点、どっちがとるかで変わるよ…」と意味ありげにつぶやいてやりましょう。
次の点、どっちがとるかで変わるよ…
これも上の「…先制点、どっちがとるかで変わるよ…」と同じですね!
先制点が入り、その後「1-0」から「1-1」になるのか、「2-0」になるのか。
次の点がどちらのチームに入るかによってこの後の試合展開がかなり変わるよ、という意味です。
まぁ、これもやっぱり当たり前のことしか言ってないんですが…。
あくまでもすべてを知っているかのように、「次の点、どっちがとるかで変わるよ…」とクールにささやいてやりましょう。
「2-0(2点差)」は危ない
この「2-0は危ない」は、サッカー中継でもよく使われている言葉です。
「1-0」で試合が進んでいく場合、リードしている側は1点しかないので、必死に守る。
逆に「2-0」で試合が進んでいる場合、リードしている側は1点とられても大丈夫、という油断が生まれやすくなる。
その結果、リードしている側が1点をとられることで試合の流れが一気に変わり、同点になったり逆転されたりする。
みたいな意味です。
まぁ、選手の心理を考えれば納得できる気もしますけど。
そこで、この「2-0は危ない」は実際どのくらい危ないのか、どのくらいの勝率なのかをこちら↓でリアルに検証してみました。(地味に時間かかった記事…)

結果はご覧の通り…。
ですが、「危ない」に明確な基準があるわけじゃないので、「2-0」とか「3-1」とか、2点差がついたときにはどんどん使っちゃいましょう。
これでかなりのサッカー通感は出せます。
ディフェンス、集中力切れてるな…
これは時間に関係なく、どちらか一方が立て続けに得点をとったときに使います。
相手の攻撃を必死に防ぎ続けるも、一瞬のスキを突かれて失点。
そのショックによって、それまで保っていた集中力が途切れてしまい、連続失点してしまうという意味です。
サッカーでは、90分や120分で1点も入らないこともあれば、試合開始数分でポンポン点が入ることもあったりします。
これは、上述の「2-0は危ない」でも話したサッカーあるあるなんですが、試合が膠着(こうちゃく)してなかなか点が決まらなくても、どちらかに1点入ることで一気にスコアが動き出すということがほんと、よくあるんです。
そんなとき、片方のチームが立て続けに点を決めたらすかさずこの決め台詞「ディフェンス、集中力切れてるな…」を繰り出しましょう。
このセリフを使いこなせるようになれば、あなたも通まであと一歩です。
中盤空いてきた
最後はちょっと難易度高めですが、ほぼすべての試合で使える言葉なので、ぜひ覚えておきましょう。
まずは意味から。
ほとんどの試合では、後半の15分~20分頃になると選手に疲れが見え始めます。
どんなに強いチームであっても、「疲労」は防げません。
そうすると、そこまでの時間はほぼノーチャンスだったチームが、カウンター攻撃(速攻)で相手ゴールに近づけるようになることが結構あるんです。
つまり、ハードワークを続けて試合を優位に進めてきた強いチームが、疲労の影響でディフェンス時にプレスをかけられなくなり、相手に自由なスペースを空けてしまうことを「中盤空いてきた」と言います。
ちょっと難しいですが、目安は後半の15分~20分頃ですよ!
この用語を使いこなせれば、もうすっかりサッカー通です!
まとめ
- 雑学を取り入れる
- サッカー通におなじみの言葉・専門的用語を言い放つ
ここまでくれば、もうあなたの右に出るものはいないでしょう。
もしいるとしたら、それはサッカー通を超越したサッカーバカしかいません。
これらのちょっとした雑学と、ちょっとした言葉を使うだけで、あなたに新しい魅力が生まれるはず。
これまで、「サッカー」というもの自体に興味を持たなかった人にこそ、僕は伝えたいのです。
そこにはきっと、素晴らしい発見があるはずですから。
サッカーの本当の魅力はこちら↓をぜひ。

