サッカー選手の年俸ランキングから見える日本のスポーツ事情 | 真面目に遊んで生きてくレシピ

サッカー選手の年俸ランキングから見える日本のスポーツ事情

顕微鏡・テキスト「サッカー選手の年俸ランキングから見える 日本のスポーツ事情」

「サッカーって日本でどのくらいの人気があるんだろう?」

見るのは大好きやるのは苦手、サッカーバカのゆんずです。

Jリーグのヴィッセル神戸にあのイニエスタがくるということで、メディアでも大変話題になっていますが、注目はその年俸が「32億5千万円」という破格の額であるということです。

ただ、ヨーロッパのビッグクラブではそれほど驚く額でもなく、近年は中国の爆買いによる超高額年俸を知っていたので「へぇ」程度でしたが、いずれにしてもメディアがサッカーに注目してくれるのは大変喜ばしいことです。

そこで今回は、サッカークラブの資産価値や年俸ランキングをご紹介します…ではユニークさに欠けるので。

この記事では、サッカークラブの資産価値や年俸を独自の視点からデータ化、分析をすることによって、日本と世界のサッカーに対する認識の違いを確認し、「Jリーグはイニエスタで盛り上がってるっぽいけど、ぶっちゃけサッカーってどのくらい人気なのよ?」という疑問を解決したいと思います。

こちらの記事「恐ろしく正確な世界のスポーツ競技人口・2018年度版」でもわかったことですが、物事は角度を変えて観ることによって意外な事実が見えてくることがあるものです。

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世界の資産価値ランキング

まずは、通常の資産価値ランキングを確認しておきましょう。

順位 クラブチーム 所属国 単位(億円)
マンチェスター・ユナイテッド イングランド 4076
FC・バルセロナ スペイン 4016
レアル・マドリード スペイン 3956
バイエルン・ミュンヘン ドイツ 2998
5 マンチェスター・シティ イングランド 2301
6 アーセナル イングランド 2134
7 チェルシー イングランド 2038
8 リヴァプール イングランド 1648
9 ユベントス イタリア 1390
10 トットナム・ホットスパーズ イングランド 1169

(フォーブス・2017)
※スマホは右にスライドできます。

現在のヨーロッパ主要リーグの構図がそのままわかるランキングとなりました。

世界中で10億人以上に視聴されているイングランド・プレミアリーグは現在6強とも呼ばれていますが、その6チームすべてがトップ10にランクイン

2強と呼ばれるスペインからはその2強のレアルとバルサの2チーム、現在は1強時代が訪れているドイツ、イタリアからバイエルンとユーべ。
この10チームのみでトーナメントなんてやったら…。

…と妄想はおいといて、クラブの所属している国を見ると、すべてヨーロッパのクラブチームとなっており、いわゆるビッグクラブと呼ばれるチームがヨーロッパに集まっていることがよくわかるランキングです。

各国リーグの平均年俸+総人口

次は、国別のリーグの平均年俸、そして国の総人口です。

上述の資産価値ランキングに入っていた強豪クラブの多いヨーロッパの主要リーグと、日本のJリーグも合わせて表示します。

(GSSS・2016)
※グラフをタップorクリックで数値が表示されます。

青が「平均年俸」、赤が国の「総人口」です。

全体像を見てみると、ヨーロッパの中では、イングランド・プレミアリーグが約3億5千万円とダントツに多くなっています。

これは1992年に、それまでイングランドの1部リーグだったフットボールリーグから、最上位へと独立する形で発足した、イングランド・プレミアリーグの成功を物語る数字と言えます。

ここで本題に入りますよ。

上のグラフを見て、日本の青=平均年俸に愕然としましたね?

1993年、日本初のプロサッカーリーグとして誕生した「Jリーグ」
その平均年俸は「2324万円」。
ドイツ2部リーグの「5818万円」をも下回り半分以下となっています。

この青と赤のグラフの割合が表しているものは、サッカーが文化としてどの程度その国に根付いているのか、つまり「どれだけサッカーがさかんなのか」という目安になります。

リーグ別平均観客動員数

最後に、リーグの人気度を簡単に知ることができる平均観客動員数ランキングです。

上位11ヶ国のリーグ全体の平均観客動員数、そこに日本のプロ野球の平均観客動員数も加えてグラフにしてみました。

(URTRAZONE・日本野球機構2017)
※グラフをタップorクリックで数値が表示されます。

1位はドイツ・ブンデスリーガで43,309人、2位がイングランド・プレミアリーグで36,451人です。

我らが日本のJリーグはというと、11位で17,803人。
世界と比べるとちょっと残念な数字ですが、現在のFIFAランキング(61位)からすれば全然いい方だとも言えますよね。
イニエスタ効果はどこまで現れるのか、楽しみです。

そして、何よりも注目すべきは、プロ野球の平均観客動員数は29,300人で3位にランクイン。
日本のプロ野球リーグは、日本のプロサッカーリーグであるJリーグの1.5倍以上を集客しているのです。

以上のことから、Jリーグの誕生から25年が経過したとはいえ、平均年俸と観客動員数の数字を見ると、日本は現在も野球大国であることに変わりはないという事実がわかりました。

まとめ

  • Jリーグの平均年俸はドイツ2部リーグの半分以下
  • Jリーグの平均観客動員数は世界で11番目
  • プロ野球の平均観客動員数は世界で3番目

世界でも指折りのサッカー選手であるイニエスタを獲得した日本のJリーグがどこまで成長できるのか、サッカーというスポーツが、野球というスポーツに匹敵する存在になることはできるのか、見守っていきたいと思います。

このブログの運営者の僕がなぜここまでサッカーの魅力にとりつかれたのか、その理由をこちら↓で語っています。

サッカー嫌いがサッカー好きになった理由を話しています。嫌いだったものを好きになった経緯と、ヨーロッパサッカーの魅力をひたすらに語ります。
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