「あなたはブログの記事を書くとき、どんな順番で書いていますか?」
ブログだけで生計を立てているプロブロガーやプロアフィリエイターなど、PV数を稼ぎまくるサイトを拝見すると、記事の読みやすさに思わず引き込まれてしまいますよね。
そこで今回は、脱初心者を目論む初心者ブロガーの僕が、どのうような手順を踏んで記事を作り上げれば良いのかという記事の構成について考えてみました。
一人でも多くの人に記事を読んでもらうことはもちろんですが、今回特に意識するのは、効率的かつ良質なブログ記事の書き方のまとめとなります。
記事のテーマ・キーワードを明確にしておく
記事の構成でまず最初にやるべきことは、どんなテーマの記事にするかを明確にすることからです。
テーマを明確にするのはなぜか
…ここで、普段のあなたの行動を思い浮かべてみてください。
私たちがネットを利用するとき、大抵の場合は、趣味や仕事、ショッピング、今話題のものなど、なにかしらの目的があって検索しますよね?
アクセスの集まるブログには、そういった目的を持って訪れた人が、
- 役に立った
- 面白かった
- 共感した
など、目的を満たすコンテンツが用意されています。
ということは、例えばこの記事であれば、「ブログ記事の書き方」を知りたい人が訪れるので、その目的を満たしてあげることが必要となるわけです。
読者の目的はキーワードに表れている
あなたが目的のものを探すとき、どうやって検索しますか?
例えば「ブログ記事の書き方」を知りたいときは、「ブログ」という1語だけでは検索しませんよね?
なぜなら、「ブログ」という1語だけで検索した場合、
- 有名人のブログを見たい
- ブログを始める方法は?
- そもそもブログってなんだ?
といったようなバラバラなテーマの検索結果が出てしまうため、目的のものを探すのが大変です。
そのため、ほとんどの人は「ブログ記事の書き方」を知りたいとき、「ブログ 記事 書き方」といった感じで、複数のキーワードを入力して検索することでしょう。
普段あなたも何気なくしていることだと思いますが、そうすることによって、自分の求めている目的を見つけやすくなりますよね。
つまり、読者がどんな目的をもってブログに訪れたのかをしっかり把握することが必要となります。
キーワードの選定
そこで、Googleが提供するキーワードプランナーの出番です。
このキーワードプランナーというツールを使うことによって、読者がどんなキーワードで検索をしているのか、さらに、そのキーワードで検索する読者が月にどれくらいいるのかを知ることができます。
つまり、あらかじめキーワードを選定しておくことで、読者の目的を満たしてあげる記事を書くことができるようになるのです。
記事の骨格となる目次・見出しを考える
次にするのは記事の骨格を作ることです。
記事の骨格とは、目次・見出しのことですね。
↓この記事ならこんな感じ。
ブログに訪れた読者は、必ずしも記事をすべて読んでくれるとは限りません。
なぜなら、自分の求めている目的のキーワードが目次に含まれていなければ、すぐに離脱してしまうこともあるからです。
そのため、記事のテーマを決めるときに選んだキーワードを適度に目次に含めることが必要となります。
とは言っても、ただやみくもにキーワードを目次に入れても不自然になるだけなので、あくまでも違和感を感じない程度に適度に使うことが重要です。
慣れるまでは少し大変かもしれませんが、「テーマ&キーワードの選定」、そして「記事の骨格である目次・見出し」さえできてしまえば、構成を整える作業の大半は終了、あとは楽々です。
本文冒頭に必要なのは読む態勢になってもらうこと
例をあげましょう。
- 「こんにちは。今回は、ブログ記事の書き方を説明します。」
- 「ブログ記事の書き方を少し変えるだけで、あなたのブログのアクセス数は倍増します。」
あまり上手い例ではないかもしれませんが、つまりこういうことです。
1番は、淡々と記事本文が始まっています。
2番は、訪れた読者が「お?」と思わせる始まり方です。
同じ情報量、内容量の記事だとしても、本文の冒頭を少し工夫することによって、読者が思わず読みたくなる態勢を作ることが大切です。
本文に書く内容は骨格に肉付けする程度にしておく
基本的な記事の構造の考え方としては、あくまでも記事の骨格は目次・見出しで、本文はそれらに肉付けする(補足していく)程度にしておくことが大切になります。
というのも、僕は完璧主義者です。
完璧主義者の僕は、いろいろ調べていくうちに書きたいことがどんどん出てきてしまい、あれもこれも「詳しく解説しておかなきゃ」という考えが積もりに積もって、気付いたら膨大な文字数になっていた、なんてことがよくあります。
しかし、あまりにも膨大な文字数の記事は読み疲れしますし、読者のためというよりもただの自己満足になってしまいます。
ですから、本文のボリュームはあくまでも読者が満足できる適度な文字数にしておくことが大切です。
本文はテーマに沿って書くこと
読者が求めている目的を常に意識して本文を書いてください。
僕のようにあれもこれもと情報を詰め込もうとすると、結果的に記事のテーマからズレることになり、何を伝えたいのかがぼやけてしまいます。
読者が求めている目的、つまり1つのテーマを掘り下げていくことを意識して書いてください。
本文は中1でもわかる言葉遣いを
本文を書くときの注意点は、誰が見てもわかりやすい文章であること。
記事のテーマにもよりますが、自分が知らない情報を理解したいという目的があって訪れる読者は多いです。
そのため、なるべく専門用語は使わないようにしましょう。
読者はわからないことを調べにきたのに、わからない言葉ばかり並べて説明するようでは本末転倒ですからね。
タイトルを決めるのは1番最後にしよう
ブログに限らずWebサイト上ではよく言われることですが、記事のタイトル&目次は、読者が記事を読んでみようか判断する要素の8割を占めているということ。
これを見てもわかるように、検索結果に表示される記事のタイトルはとても重要です。
キーワードプランナーで選定したキーワードを意識して、読者の胸に響く気合の入ったタイトルにしましょう。
最終チェックで記事の違和感を取り除く
記事が書き終わったら、いよいよ最終チェックです。
じっくり時間をかけましょう。
僕の最終チェックのやり方は、投稿画面にある公開タブ内の「プレビュー」を使うことです。
その理由は、投稿画面のビジュアルモードで確認するよりも、より客観的に自分の書いた記事を見直すことができるためです。
誤字脱字はもちろんですが、記事の骨格、本文はテーマに沿っているか、そして僕が1番重要視するのは、「読んでいて違和感はないか?」です。
これは、記事の1部分だけを読むだけではわからないと思います。
記事の見出しから終わりまで、あるいは見出しの前後のつながり、さらに全体の流れを見ていくようにすると、同じ意味合いの文章が繰り返されていたり、言い回しのリズムがおかしかったりと違和感を感じるはずです。
何度も読み返して、違和感がない状態、つまり読みやすい状態にできればチェック終了です。
まとめ
以上が、脱初心者を目論む初心者ブロガーの僕がまとめた効率的かつ良質なブログ記事の書き方です。
- キーワード選定をすることで記事のテーマを明確にし、読者の目的を満たす
- 本文はテーマに沿って目次・見出しに肉付けしていく
- タイトルは読者が記事を読もうか判断する重要なものである
こうして記事の構成を整えながら作り上げることで、良質なブログ記事ができます。
ぜひ、参考にしてみてください。
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