文章を読んでいて「読みづらいなー」とか、「このブログは再訪したくないなー」とか感じることってありますよね。
その原因になっているのは、文章に散見する違和感です。
わかりやすい文章の書き方のコツとは、「違和感をなくすること」に尽きるのです。
そこで今回は、わかりやすく読みやすい文章を書く方法として、間違った文章の書き方を7つご紹介します。
この記事では、特にブログ記事を書く人向けに話しを進めていますが、最初の4つの項目は文章の書き方の基本ですので、すべての方の参考になるかと思います。
これらのポイントを抑えておけば、文章の質を1段階も2段階も高めることができるようになりますよ。
句読点の使い方がおかしい
句読点は、文章にリズムを与える大事な要素です。
まずは具体例をあげてみましょう。
悪い例1
今回は、文章を、読んでいて、違和感を感じる、ポイントを7つ、ご紹介します。
読点が多すぎるパターンです。
人は文章を読むとき、声に出さずとも頭の中で息継ぎをしながら読んでいます。
読点が多すぎるとスムーズに読み進めることが難しくなり、どんなに充実した内容の文章だとしても、最後まで読んでもらいづらくなります。
悪い例2
今回は文章を読んでいて違和感を感じるポイントを7つ、ご紹介します。
先ほどとは逆に、読点が少なすぎるパターンです。
息継ぎをするポイントまでが長すぎますし、多くの文節が1ヶ所に詰め込まれていることによって、内容を理解しづらい状態になっています。
良い例
今回は、文章を読んでいて違和感を感じるポイントを7つ、ご紹介します。
今回は、文章を読んでいて、違和感を感じるポイントを7つご紹介します。
どこに読点を打ち、句点を打って1文とするかは正直好みであり、明確な決まりはありません。
書いた文章を1度声に出して読んでみて、あなたの思う違和感のないタイミングで読点を打ち、適度な文字数で句点を打つように心がけましょう。
関連記事>>>句読点(くとうてん)「、」「。」それぞれの読み方
改行ポイントがおかしい
たまにこういったブログ記事を見かけるんですが、僕は気になって仕方がありません。
改行ポイントがおかしい文章の例1
あなたは、改行と段落の違いを
ご存知ですか?
改行とは、文章の中で行を新しく
することです。
段落とは、長い文章を内容などから
いくつかに分けた区切りです。
【ここまで】
文字が左側に異様に集まってますね…。
これはおそらく、ブログがレスポンシブ非対応のため、文章がスマホ表示時にバランス良く配置されるよう、運営者が強引に改行を行った「悲劇の産物」です。
一部のスマホでは見やすく表示されたとしても、他のスマホやPC、タブレットなどの画面ではこのように表示されるため、その努力は違和感しか生み出しません。
WordPressには、PCやスマホ、タブレットに対応したレスポンシブなテーマがたくさんあります。
WordPressのテーマ選びの際は、なるべくレスポンシブなテーマを選びましょう。
このブログが使う違和感のないテーマは、日本製のSimplicity2です。>>>シンプルイズベスト。WordPressの無料テーマで最強はこれ。
改行ポイントがおかしい文章の例2
あなたは、改行と段落の違いをご存知ですか?改行とは、文章の中で行を新しくすることです。段落とは、長い文章を内容などからいくつかに分けた区切りです。改行と段落の正しい使い方を知ることで、読み手、さらには検索エンジンに対しても正しくコンテンツを理解してもらえるようになります。ただ、改行と段落の正しいポイントについてなのですが、ここまで調査したところ、正直SEOに対するハッキリとした効果があるのかは確認できませんでした。
【ここまで】
はい、今度はまったく改行がないパターンです。
特に古い情報サイトなどで見かけられますが、文字がビッシリと表示されていると息苦しいですし、リズムがないため単調で飽きられやすくなってしまいます。
正しい改行ポイントの例
改行と段落の正しい使い方を知ることで、読み手、さらには検索エンジンに対しても正しくコンテンツを理解してもらえるようになります。
ただ、改行と段落の正しいポイントについてなのですが、ここまで調査したところ、正直SEOに対するハッキリとした効果があるのかは確認できませんでした。
【ここまで】
見やすさ、理解のしやすさ、つまり読みやすさを考慮すると、PC表示で2行、スマホ表示で4行程度に収めるようにすればとてもバランスがとれるでしょう。
誤字脱字が多い
きわめて初歩的なことですが、誤字脱字の多い文章は意外と多いです。
まぁ人間ですからミスはするものですが、それでも2000文字程度の文章で2ヶ所以上の誤字脱字があると、僕は「チェックしてないのかな?」「伝える気があるのかな?」と感じ、そっと離脱します。
文章は、直接言葉にして話すのとは違い、後から見直すことでいくらでも訂正のきくものです。
ちょっとしたことかもしれませんが、投稿前、提出前にもう1度、文章全体を読み直してみましょう。
読めない漢字が多すぎる
読めない漢字やわからない言葉遣いが多すぎるのも、違和感を生む原因になってしまいます。
知識の差はあるにしろ、常用漢字ではない難しい漢字がズラリと並んでいれば、読み手はまずその漢字の読み方を調べからでないと、文章を読み進めることができませんね。
さらに、その文章に日常では使われない難しい表現の言葉が並んでいれば、読み手はやはりその言葉の意味を調べなければ読み進めることはできません。
「アクセスを集めるブログ記事の書き方とは?」で解説しているように、文章は中1でもわかる言葉遣いを心がけましょう。
文字装飾が多すぎる
単調な文章にならないように文字を太くしたり、色を変えたりすることは大事だし、良いことです。
しかし、限度が過ぎると読みづらさにつながります。
重要な言葉だったり、特に強く伝えたいメッセージを強調するために装飾は行われます。
ブログのカスタマイズに慣れてくると、いろんな機能を使いたいという欲求も沸いてきますが、過度な装飾はブログ記事の主旨の障害物となり、「結局何を伝えたいんだ?」という違和感を生む原因になってしまうので、装飾はほどほどにしておきましょう。
フォントが見づらい
文字のデザインであるフォントですが、使い方を間違えると違和感を生む原因になります。
ブログに利用できるフォントは、無料のものから有料のものまで数多く存在しています。
ブログの個性ともなり、オシャレなデザインのフォントは、ブログ記事を鮮やかに描写してくれますが、クセの強すぎるフォントを選ぶと読みづらさにつながってしまいます。
個性を出すことは大切ですが、あくまでも読者が見やすいものを選ぶようにしましょう。
広告が多すぎる
広告が多すぎることも、違和感を生む原因になります。
「徹底比較!独自ドメインのWordPressブログVS無料ブログ」で解説しているように、次から次へと沸いてくるゴキブリのごとき広告はウザがられます。
読者は広告を見にきているわけではありません。
記事を読みにきているのです。
あなたの発する言葉を参考にしたり、共感したりすることで、他の記事を読んでくれたり、再訪してくれるのです。
広告が面白そうだから訪れるわけではないのです。
広告はあくまでも記事の箸休め程度、記事の主役である本文の邪魔にならない程度に設置しましょう。
まとめ
- 句読点、特に読点は文章のリズムを決めるものである
- レスポンシブなテーマを選び、不自然な改行はしない
- 完成時にもう1度記事を見直し、誤字脱字をなくす
- 読者がスムーズに読める漢字、言葉遣いをする
- 度が過ぎる文字装飾は主旨を妨害する
- 見やすいフォントにする
- ブログの主役は記事の本文であり、広告は箸休め程度にする
文章の違和感は、どれも適切な対策をとることで減らせるものです。
この記事でご紹介した注意点を抑えておけば、文章の読みやすさはワンランク上になるはずですので、ぜひ実行してみてください。
特に、ブログ記事などデジタルの文章は後から簡単に修正できますから、改めて自分の書いた文章を見直し、これらを参考に違和感を取り除いて、読みやすい文章に仕立ててみてください。
違和感をなくした文章はやがてアクセスを集め、収益を生み出してくれます。
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